医療秘書とは、医療の知識を整え、医師の事務的な作業の補佐などを行なう秘書のことです。 また、診療報酬明細書作成をはじめとする医療雑務の処理や患者と医師の間に立ち、業務がスムーズになるよう努める役目もあります。
医療秘書技能検定は、「医療秘書としての専門知識と技能を認定する」もので、試験内容には、診療報酬の請求だけではなく、患者との接遇なども含まれます。
試験は年に2回実施されており、1級〜3級まであるが、専門知識を問われる試験なので、医療秘書関連教育を受けていないと合格するのはなかなか困難です。
資格取得分類 | 医科 |
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合格率 | 3級 67・1% 2級 41・4% 準1級 24・5% 1級 5・2% |
資格概要 | 医療機関ならびに医療関連機関に勤務する医療秘書として、実務マナー、医療法規や医学用語、医療事務の領域に高度の知識と技能を持ち、業務を専門的に遂行できることを目的に実施。 |
受験資格 | 特になし |
受験科目 | 領域T 医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規 領域U 医学的基礎知識、医療関連知識、 領域V 医療事務 |
実施時期 | 年2回(6、11月) |
受験料 | 1級 5,100円
準1級 4,500円
2級 3,800円
3級 2,800円 |
受験地 | 医療秘書教育全国協議会の会員校など |
合格発表 | 各回の試験終了後、約1ヵ月半後に会員校の受験者へは学校宛に、一般の受験者には個人宛に送付される |
主催団体 | 医療秘書教育全国協議会 〒134−0088 東京都江戸川区 西葛西6−17−1−201 電話 03−5675−7077 |