医療事務を将来の仕事として選ぶのなら、当然収入についても知っておきたいところですね。医療事務のお給料は、病院によってかなりの差があるようです。
たとえば病院業務は、公共性が高いことから、公務員準拠の病院の給料は恵まれています。しかし公務員準拠を定めている3割の病院のほとんどは大規模病院です。そして、残りの7割の病院は独自方式で給料を決めています。
ですので、給料に関してだけは大規模病院のほうが断然に有利です。しかし働きやすい環境かどうか、自分をなくてはならない存在として評価してくれるかどうかといった、
金銭に換えられない部分も十分考慮して医療事務を選ぶほうがよいかと思います。
それでは一般的な医療事務に多い待遇を紹介します。
(正社員)…月給約15万〜19万
賞与や有給休暇など、収入や雇用条件に安定感があり、健康保険や雇用保険、厚生年金といった社会保険が完備されている点が重要なポイントです。残業手当のつくところもあります。
(派遣社員)…時給約1,200円
即戦力となれるスキルが求められます。給与は時給で計算されることが多く、勤務先の経営状態の影響は受けません。勤務条件次第では、社会保険に加入できる派遣会社もあります。
(パートタイマー)…約800円
短時間から勤務ができて、自宅近くで職場を探しやすいのが魅力のひとつ。休日の希望なども融通が利きやすい分、時給は若干低めです。勤務条件によっては社会保険に加入できる場合もあります。