医療事務の資格には様々なものがありますが、どの資格を目指すにしても学習方法は下記の4つに分かれます。
目指す資格や自分の状況、正確などをよく検討しながら、一番自分にあった学習方法を選んでいきましょう。
資格取得方法のポイント
1、通学講座の特徴
資格取得への最短ルートはなんと言っても通学講座です。講師による指導の下、計画的に学習ができ、分からないことはその場で講師に質問できるので、効率的に学習を進めることができます。その他、実技もあるので、レセプト作成などは実際の感覚がつかめる利点や、修了後に就職情報を提供してもらえるなどの特典もあります。ただし、通学できるところに教室があることが条件であり、費用もそれなりにかかってきます。
2、通信講座の特徴
医療事務の資格取得に対する意志が強ければ、安価で効率よく取得できるのが通信講座です。自宅にいながら自分のスピードで学習できたり、資格取得までのカリキュラムが組まれていたり、時間的な拘束が無いなどのメリットがあります。また、費用は通学講座よりも安く、一般的な学習方法としてはテキストやビデオでの学習、最近ではインターネットの通信講座を行っているところもあります。また、修了後は通学講座と同様に就職情報を提供してもらえます。
3、独学の特徴
独学については、通学講座や通信講座のように教材やカリキュラムを選ぶ手間が無いですが、すべて自分でやらなくてはならない効率の悪さがあります。また、最新の試験情報や出題傾向を知ることも困難になってきます。しかし、費用的には安く済み、納得が行くまでじっくりと追求することができて知識に対する理解も深まるので、実務経験がある人や医学の基礎知識のある人は、この方法で資格取得を目指してもよいでしょう。
4、専門学校・短大の特徴
現在、高校生で進路を考えている人や、仕事をやめてしっかりと勉強して資格を取りたい人などは、専門学校・短大での学習が向いています。お金と時間をかけられるのならば1年から3年かけてみっちり学べるメリットがあります。その間、一般教養やビジネススキルといった付加価値も身につけることができますし、医療の特定の分野を深く追求したり、スペシャリストになる道を歩むことも可能です。また、就職率が非常に高いというのも魅力のひとつです。