病院でとても重要視されるものの一つに、患者さんの診療の際にその治療内容や病状、検査記録などを書いたカルテと呼ばれる診療記録があります。この大切な情報を専門に扱い、管理するのが診療情報管理士の仕事です。
患者さんの診療記録の出し入れや検査伝票の添付、また現在では情報のデータ化、電子カルテ化が急速に進んでいるので、病名や診療内容などをコード付けしてコンピュータに入力し、登録するのも診療情報管理士の仕事になります。
資格取得分類 | 医科 |
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資格概要 | 診療情報管理課程通信教育(2年制)を終了したものが対象。四病院団体協議会(社団法人日本病院会、社団法人全日本病院協会、社団法人日本医療法人協会、社団法人日本精神科病院協会)と財団法人医療研修推進財団の認定する「診療情報管理士」として登録される。 |
受験資格 | 通信教育の受講資格 基礎課程(1年次)…原則として短期大学または専門学校卒業以上の学歴を有するもの。病院勤務者は当分の間、高校卒業者でも可。一部、病院勤務で無い者は病院実習を必要とする場合がある 専門課程編入資格 (2年次)…医師・看護師(准看護師を除く) また、社団法人日本病院会指定専門学校生のうち、基礎課程認定試験合格者 |
受験科目 | 基礎課程・専門課程それぞれのカリキュラムに準拠 |
実施時期 | 試験は各課程の学期末に受験する。試験は毎年2回(夏季・冬季) のスクーリング時に東京・大阪・福岡で行う |
受験料 | 受講料に含まれる |
受験地 | 東京・大阪・福岡 |
合格発表 | 試験に基づき診療情報管理士教育委員会で行う |
主催団体 | 社団法人日本病院会 通信教育課 〒102−8414 東京都千代田区一番町13−3 電話 03−3265−1281 |