診療報酬請求事務能力認定試験とは、レセプト作成能力と医療事務全般の知識があるかどうかを問う資格です。医科と歯科の種別があり、年に2回(7月、12月)の試験が行なわれています。
受験資格がなく、誰でも自由に受験することができます。病院などの事務系スタッフとして、幅広く医療の現場で活躍したい人は、ぜひ持っておきたい資格です。
診療報酬請求事務能力認定試験は、まさに医療事務スタッフとしての能力を測る試験といっても過言ではありません。多くの病院では、この資格を持っていることが採用の条件となったり、昇給の条件になったりしています。
資格取得分類 | 医科・歯科 |
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合格率 | 医科26・2% 歯科37・1% |
資格概要 | 診療報酬請求事務に従事する者の資質向上を図るために実施されている全国一斉統一試験 |
受験資格 | 特になし |
受験科目 | 「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」に基づく学科・実技 学科 1 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要 2 保健医療機関等・療養担当規則等の基礎知識 3 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 4 医療用語および医学・薬学の基礎知識 5 医療関係法規の基礎知識 6 介護保険制度の概要についての知識 実技 診療報酬請求事務の実技 |
実施時期 | 年2回(7・12月の日曜または祝日) |
受験料 | 7,500円 |
受験地 | 全国の試験会場 |
合格発表 | 試験実施月の翌々月末までに全受験者に合否を文書で通知。合格者の発表については、「協会便り」、「社会保険旬報」に掲載するほか、HPにも掲載。合格者には認定書を交付。 |
主催団体 | 財団法人日本医療保険事務協会 〒101−0047 東京都千代田区内神田2−5−3児谷ビル 電話03−3252−3811 |