派遣の雇用形態には、「一般労働者派遣」「特定労働者派遣」 「紹介予定派遣」の3つがあります。この中の紹介予定派遣とは、正社員になることを考慮して働くことをいいます。派遣先と派遣スタッフの双方が合意すれば、正社員として契約してもらえる制度です。紹介予定派遣の流れとしては
派遣会社に登録
「紹介予定派遣」と明記されている広告などを見て、興味があったら派遣会社に連絡し、詳しい内容を聞いて納得したら派遣登録をします。
派遣会社と契約
派遣会社と雇用契約を結びます。その際の派遣の契約期間は最長で6ヶ月間となります。
派遣社員として働く
契約期間内は、派遣先企業で派遣社員として働きながら仕事内容や企業との相性を見ていきます。
意思確認
派遣会社が間に立って、派遣先の企業の採用の意思と、自分のやる気の意思を確認してくれます。
正社員契約
派遣先の企業と自分の双方の意思の確認が合えば、正社員として採用されます。また、企業によっては契約社員の場合もあります。
このシステムであれば、採用する側もされる側もお互いをじっくり吟味してから評価することが出来るので、就職後に後悔するという事態になることが少ないと思います。双方合意がない場合は、企業は新しい人を派遣してもらえばよいだけですし、派遣社員の側も別の企業へ派遣されて、再度アプローチができます。