入院が必要かどうかの判断は、その患者の担当医が行い、最終判断は病院の院長が行うことが原則です。 入院が決定したら、緊急の場合以外を除いて入院指示書が担当医師により作成さます。 ( 入院指示票など病院によって呼び方は異なってくる。)
入院指示書には、患者の氏名や生年月日などの基本情報や、入院年月日、病状、その他細かい入院の条件等が記載されていて、患者は医師から入院に関する細かい説明を受けた後に、入院指示書を受付に持参して提出します。
また、病床(ベッド)のある病院では医療事務スタッフに入院患者のためのサービス業務があります。たとえば、入院の決まった患者には入院用のカルテを発行して、外来時のカルテやレントゲンなどをそろえて入院の準備を進めていきます。
さらに入院患者への入院費の説明も医療事務の仕事になります。特に長期で入院すると患者の自己負担額が高額になる事もあるので、前もって支払い方法の相談にのる事もあります。
入院の手続きに必要なものとして、 入院証 ・ 保険証 ・ 診察券 ・ 印鑑 などがあります。また、入院と決まった方は、各診療受付で入院日を予約をしてから、指定された日にご来院して頂きます。
当日患者が来ましたら、「入院受付窓口」で「診察券」と「保険証」をあずかります。入院証は病棟の担当看護師に渡します。 緊急入院で保険証を持参しなかった場合は、3日以内に提示するようお願いします。
入院手続きの大まかな業務内容
● カルテや関係書類を作成する。
● 入院費の支払いに関する相談。
● 費用負担の説明(入院費や支払い方法の説明。)
● 担当医師から渡された入院指示書の受理。
● 病室への案内作業。
● まだ入院しない患者さんの入院予約。
● 入院が決まった患者さんへの連絡。
● 入院費等の請求。